ありがとう。ありがとう。ありがとう。

 オサムグッズの原田治さんとミッフィーのディックブルーナさんの訃報をきいて

ゆっくりと思い出してみる時間をつくりました。



ミッフィーでおなじみのうさこちゃんには多くのひとが子供の時から接していて、

沢山の愛をあたえてもらって大人になっていったと思います。

私もその大人のひとりで子供のひとりでもありました。


幼少時代のわたしは 絵本やおもちゃを 自分から欲しいと大声をだせる環境で育っていませんでした。 でも海もあったし、小さいけれど山もあったし、花もつめるし 泥水をつくってぶちまけたりしても、さほど怒られる環境でなかったのでそれなりに楽しんでいました。


それでも別に暮らしている母が週1回あいにきて、

更にお土産があったときは最高な時間を過ごすことができました。

まさに体中で幸せを体感していたと思います。


お土産の何冊かの絵本は引っ越しをかさねたいまでも捨てないでとってあります。

ディックブルーナさんの絵本シリーズ 「こねこの ねる」がその一冊。

私は記憶力が鶏なみに弱く、昔の記憶をキープしておくタイプでないので

読んでいた記憶や思い入れなど強いものはありません。


何を感じていたのかは想いだせないけれど

この本だけ、お手製でブックカバーをつくっていたのが語っているようです。


ブックカバーに子供のときに感じた 何か が表現されていたようで

捨てられなかったのだと思います。


想いをあわせると じんわり。 そして熱い涙があふれてきます。

これって何なんだろう? 頭ではなくカラダが何かを覚えています。


ディックブルーナさんや ねる から愛や夢をあたえられ、触発された自分。

きっと助けられたこともあるんじゃないかな?

代表作のミッフィーちゃん こと うさこちゃんは 今でも大好きだし、

その愛をうけ取り続けています。


人はいろんなことのピースで今の自分をつくっています。

ねるの本もピースとして私にうめこまれています。


ご冥福をお祈りするとともに 大きな声でありがとう!とつたえたいです。

ディックブルーナさんにGIFTをもらったすべての人の ありがとう!の想いを天国でをうけとってるといいなぁ。


余談ですが「こねこの ねる」の内容です。

ねる がインディアンになりたくて いろんな動物にインディアンになるのはどうしたらいいかを聞いてまわり インディアンに羽の髪飾りをもらってお家にかえるというもの。

子供のころからインディアンが好きっていうあたりが 変わってなくて、ちょっと笑えます。


子供の頃の自分を忘れがちにしてますが

もっと大切にして仲良くして行きたいです。


365日   筆ペンねこ

イラストといってしまうにはあまりにも力の抜けた落書きから生まれた「筆ペンねこ」